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カテゴリ「なんでも」に属する投稿135件]5ページ目)

大晦日だけど次に更新する分の月鯉漫画が進捗50%越えたぞ~!やったやった!
今年は漫画本2冊出せて嬉しかったです。来年は今描いてる『恩寵』を完結させつつ、そこから『星のない海』に繋がる話に少しでも取りかかれたらいいなと思います。月島にも鯉登にも絶対己の恋心を自覚して向き合ってもらうんだ……

今年もありがとうございました。よいお年を!

なんでも

士官学校出の新米少尉が鯉登大尉に一目惚れして
どうにかお近づきのきっかけを作りたいのになかなか踏み出せず
そんな中、来たる大尉殿のお誕生日に贈り物をすることをふと思い立ち

鯉登大尉の持ち物は派手な物は一目で、地味な物もよくよく見れば高価と分かるものばかりだが
いつも胸ポケットに収まっている手鏡だけが古びた安物であることに気づいたので
大尉殿の手に収まっている様を頭に描きながら百貨店に足を運んで繊細な漆塗りの手鏡を選び
当日、二人きりになれる頃合いを見計らって執務室に赴き緊張に震えながら
「たた大尉殿のお誕生日に●×◇▽…」と包みを差し出して
大尉殿はしばらく手鏡をじっと見つめ
「有り難う。だが……残念ながら手鏡は受け取れん」
手鏡は、と強調されたことで怪訝な顔をしていると、大尉殿がおもむろに胸ポケットから木枠の小さな手鏡を取り出して

「これは、私がお前と同じくらいの歳だった頃に教育係の軍曹から貰った物だ。青二才の私を陰日向で支えてくれた頼もしい男だったが、手鏡など持ち歩くような柄ではなくてな」
「遠く離れた敵の様子は鏡に類する物で視認を試みろと聞いたことがあるだろう。あるときの戦闘で私にも鏡が必要になった。横にいたその軍曹に手鏡を貸せと言ったら、狐につままれたような顔をする……ふふ、あの時の顔は今でも思い出してしまうな」
「代わりに私のを使ったら、遠くの敵から見事に銃で撃ち抜かれた。奴がこの手鏡を寄越してきたのはその次の日のことだ。『昨日は申し訳ありません』『私もこれと同じ物を買いました。今後はいつでもお貸しできるよう身に付けておきます』と言って」

律儀な補佐官だろう、と大尉が笑いながら
「そういうわけで、これは確かに古いが少々思い出深い品だ。他の物に替えるつもりがない。折角用意してくれたのにすまないな」
と話し終えるまでの間に少尉の頭の中は今にもはちきれそうになっていて
(鯉登大尉殿ともあろうお方が手鏡くらい好きに買い替えられないはずがない、そうしないのは並々ならぬ事情があるからなのだと何故今日まで思い至らなかったのか)
「も、申し訳ございません大尉殿ッ私としたことが出過ぎた真似をし△×◎◆☆!!!!」
と直角のお辞儀を繰り返すばかりになるのを鯉登大尉に「落ち着け落ち着け」となだめられ
「しかしずいぶんと上等な手鏡だな。何なら、私からの餞別とでも思ってお前が使うといい。よく似合いそうだ」
それからこれはついでだが、部下のことはこの先も大切にしろ。特に、まだ年若いお前のため損得抜きに骨を折ってくれる人間が一人でもいたら、何があっても手放してはいけない。今のうちから見極めておけ。

よく似合いそうだ、の一言がとどめになってふらふらのまま包みを手に執務室を去りつつ
鯉登大尉の言葉を表情を無限に反芻しながら、彼が心なしか普段よりもおだやかで寛いだ笑みを見せてくれていたことが気になりだす
そしてそれでも贈り物はついに彼の手に渡らなかったことや、言葉の端々に覗いていた強固な意志も
『他の物に替えるつもりがない』
『何があっても手放してはいけない』
あの口ぶりは懐かしい部下の話というより、まるで鯉登大尉殿にとっての、誰よりも大切な――


* * *


みたいな日がいつかの未来にあってほしい。お誕生日おめでとうございました!(昨日上げたかったのに間に合わなかった……)
手鏡のシーン大好きすぎて手を替え品を替え擦り続けてしまう。

なんでも

DRF2023一般参加楽しかった〜〜〜〜!ありがとうございました!!
以下帰りの道中でぽちぽち打てる分だけの箇条書き日記!

・荷物厳選したつもりが出発時点で若干リュックが重く不安になる
・ホールまでの道のりとホールそのものが曲がりなりにも分離されていた東会場のありがたみを今更知る
・結局西を通らずに南へ行けるルートってあったんでしょうか……地図準備しといたらよかった……
・予定より到着遅くなったしまずはお買い物急いで回らな!ファンレターは後から書いてお渡ししよ!←フラグ
・「新刊ください!既刊はどれも持ってるので!(ドヤッ」
・想定外の差し入れを頂いてしまう ありがとうございます
・出張編集部ではちゃめちゃに並んでしまい手紙書く時間がなくなる
・そして並んだ時間分を取り戻したさに自分も喋り過ぎてしまう(懺悔)
・話の最中に入江亜季先生がポンと出てきてテンション上がる 北北西〜しか知らないけど読んでます好きです
・Q. ゆくゆくはエロいのも描きたいんですけど今の絵柄とか作風だと合わない気がして……
・A. 確かにエロさはあんまりないですね
・からの色っぽい絵につながるコツを多方面に教えて頂く ありがとうございます②
・渋谷のアフターに向かいはじめてのりんかい線
・を、同行の友人にまるごと案内してもらってしまう ありがとうございます③
・SUMADORI-BAR SHIBUYA、大体のカクテルをアルコール0%から作ってもらえてフードも美味しい最高のお店でした
・リュックが!!!重!!!!

こんな感じでとてもとても楽しかったです。
心残りは先のJBFでゲットした本の感想を手紙でお伝えするつもりが宙ぶらりんになってしまったことと、南会場に一杯一杯で西会場を回れなかったことですが……突然半年前の既刊の感想が届いても何卒大目に見てください……

なんでも

原稿用の机に全自動コーヒーメーカーを導入し、毎朝起床時間に合わせて自動でコーヒーができるように予約をセットしたら、毎朝同じ時間に机に直行する習慣が作られつつあって良い感じです。
ズボラじゃない。効率化だ。
あとは何らかのミスで液タブ置いてる机にコーヒーぶちまけたりとかやりかねないので気をつけていきたい。

原作軸の月鯉を描くの三本目ですが、自分の解釈って絶対どこかの方向に偏ってるだろうな……同じ原作読んで同じカプを好きになった人にどう受け取られてるんだろ……と心細くなった時は雨穴さんのAIミステリーに出てきた栗原さんの
「人の知識はどうしても偏るけれど、その『偏り』こそが(あまねく情報を吸収するAIには無い)個性」(要約)
という言葉を思い出しています。
知識に限らず価値観にも同じことが言えるはずなので、他人との価値観の違いで摩擦を起こしそうになった時に心の中でそっと唱えたい言葉でもある。

なんでも

原稿作業が楽しいので普通に作業の話をしてしまう。
今までで一番仕上げに時間をかけています。いつも〆切に追われて時短してるだけで本当はこれくらい丁寧にやりたかった!!と思いながら塗ったり削ったりしています。とはいえ一定の時間制限は設けているので妥協した部分もあるし、時間かけたところでどうにもならない技術が浮き彫りになって凹んだりもしています。
ひえ~~濃淡の正解に最短でたどり着きたいよ~~

なんでも

・ジャンフェス2024のアニカムグッズ新規絵
月島と鯉登のアクスタが隣り合わせに飾る前提のポーズなんよな!!! 鯉登くんそのスーシュカどうするの?月島も食べろッ♡てするの?
キャラ名のロゴも線の具合が月鯉好対照で好き。そして谷垣のロゴがとっても可愛いのも好き。
 ※花札の方は月島軍曹の内腿をまだ直視できていないためまともな感想が打てません

 ・ほかおに会報2
届いたぞやったー!雨穴レストラン待ってました!!
編集部と絡む時の雨穴さん、見た目通りの怪異を起こすか(例:ドラレコ選手権)普通にいい人で肩すかしを食らわすか(例:菓子盆選手権)でざっくり分かれるよな~と思っていたんですが今回ゴリゴリに前者でしたね。
いやあれ怪異……怪異か? ドラレコの時みたいに異空間に飛ばすとかじゃなかったから微妙に違うかもしれない……
オモコロ編集部でサイコホラーすな(ありがとうございます)

なんでも

今年の夏頃からじわじわはまっている雨穴さん、YouTubeのチャンネル登録100万人いったのにコメントないな…マイペース…と思ってたら突然ananで特集組まれることになっていたので、11月15日号のanan買ってきました。
裏表紙と中の写真見た感想「顔小さ~~足長~~!!体型好き!!」
※雨穴さん好きになった要因に身長180cm越えな所も絶対含まれてると思う

インタビュー、作り手としての雨穴さんの姿勢が色々新しく垣間見れて嬉しかったです。
『素で言うと引かれちゃうような過激なことも、歌詞なら中和されて受け入れてくれる自由さがある』
INTERNET WRITING MAN!!のことか??
あの曲最初に聞いたとき、雨穴さん特定の同業者に妬いてることここで言っちゃうんだ……ってちょっと新鮮に思ったもんな。いや歌われてるのは嫉妬とそれ以上の愛なんですけど……
この歌も声がほんとかわいくて、特に"YOU’RE PICKIN’ UP BUZZ VIBRATIONS"の抑揚が好きです。歌詞の元ネタは知らないのばかりでしたが、納豆一万回混ぜちまう記事と部屋を森にする記事と鳩をヒールにする記事は全部読みに行きました。
あと、業界に浸ってる人のお仕事トークとして聴くのも楽しいです。「こんな仕事やってられるか!!」と「もうちょい気張ろうかな…」の間を日々往復する労働者(私)的には、出勤中に聴くとやや後者の方に気分を持って行けるのが好き。

雨穴さんを最初に知ったきっかけは去年の秋頃にRTで流れてきたオモコロのホラー記事だったんですが、作品と同時に作者/表現者まで好きになる体験が久しぶりでワクワクしてます。
今は12月の新作小説が楽しみなのと、ほかおに会報の到着をひたすら待ってるのと、あとおせち…おせち動画…来年もやる?やってほしい。

なんでも

本にあまりあとがきをつけないのですが、話したいことは色々あるし聞きたい人には聞いてほしい!
と思って今回は試しに誰でも読める場所にあとがきを書いてみました。
読み終わった方向けです。よろしくお願いします。


・知っていても立ち入らないこと、思っていても言わないこと
月島は全部分かってます。鯉登が船酔いする理由も、フラッシュバックの予感に耐えながら部下達の前で気丈に振る舞っていることも、上官としてのプライドや責任感が鯉登をそうさせていることも。
そんな彼の前に「心配」という個人的な感情はあまりにも無力なので、月島も言葉にはしません。でも多分漏れてはいる。その漏れた分を鯉登はこっそり汲んで、こっそり嬉しく思ってるかもしれない。
本当は鯉登の中にもいろいろな感情があったのですが、今回は月島サイドの話と決めていたので描いていない部分が多いです。

・最終回後の両片思い
好きなんですよこれが……全力を懸けていた共通のミッションが終結したところでふと互いの存在の大きさに気づいてしまうシチュが……戦う推しカプへのはまり方大体こう……
もうお互いがそれぞれに恋心を自覚する話を描くしかない。

・既刊と同軸
長編を一息に描こうとすると挫折しそうで怖いので、設定上同一人物ということにして物語を小分けにしながら本を作ってしまっています。
一冊ちらっと読んでみたい人にもできるだけ優しい内容にしたいですが、今後も同軸で描いていきたいのでだんだん無理が出てくるかもしれません。どうしよう。

・次の本について
313話〜314話のあいだの二人を描きたいです。まだ恋愛感情を自覚する段階ではないけれど、いよいよ他では替えがきかないほど互いの存在が大きくなってきた頃の月+鯉です。
テーマは相互救済。そして明確なハピエン。
12月に出したいなと思いつつ、原稿ギリギリ族なので予定は未定です!

・余談
今回の原稿をしている間に某舞浜の海へ遊びに行って、初めてシンド◯ッド・ストーリーブック・◯ォヤッジに乗り、そこで流れてた歌があまりにも良……!となったのでDLして作業BGMにヘビロテしてました。
でもだんだん原稿の内容と歌詞がぶつかり合ってる気がしてきてちょっと切なくなった。
そんなわけでテーマソング…とは何となく違いますが勝手に裏テーマソングということにしています。爽やかで心地よくて大好きな歌です。いつでも心のコンパスを信じるんだ……畳む

なんでも

月島の「どうやってこれから生きれば良いのか」って後ろ向きな言葉にも聞こえるけど、一方で、死ぬか生きるかで言ったらまだ辛うじて生きる方に目を向けているからこそ出てくる言葉だとも思う。
鯉登はその問いに対して「鶴見中尉殿がいなくても前へ進まねば」「私のちからになって助けてくれ」って答えてるわけだけど、これは月島の生きる意志を0から1に…というより1から100にした言葉だと思うんですよね
暴走列車での戦闘中から列車を降りた直後にかけて月島の生きる意志は一度0になり、その後何らかの流れで0から1になって、最終話で100になった……という中でゆくゆく自分が本にしてみたいのはこの「何らかの流れ」の部分です。月島自身の強さの話。0から1を作り、救いを救いとして受け入れ、差し伸べられた手をとることができる人間の生命力みたいなもの。

そして鯉登の口から「鶴見中尉殿がいなくても前へ進まねば」という言葉が出てくるまでの話も一緒に描きたい。あの時の鯉登には、部下を守るために月島が一緒に働いてくれたら助かるという言葉のままの道理もあったと思うけど、一人では進めないのなら二人で共に進もうと月島へ働きかける情が、月島の1を汲み取ってそれを100にする力が、きっと絶対あったはずなんですよね~~~!!

ここまではブロマンスでもいける流れですが、私はどうしても月島から鯉登へ愛の告白をさせたいのでこの二人は将来的に月鯉になるつもりで妄想しています。

なんでも

仕事で頭がパンパンになっているのでいろんなものを並行して描いています。表紙のアイデアが出ましたが下書きですぐに詰んだので今は月島お誕生日漫画に手を付け始めた。大丈夫か。

月島と出会ったばかりの鯉登に言ってほしいセリフは
「なぜ私が海軍ではなく陸軍を志望したのか、お前は訊いてこないな」
です。多分もうそれこそ聞き飽きるくらいの噂が本人の耳に入ってると思うんですよね、士官学校に入った頃から。月島にとって鯉登の過去を何も尋ねないことは至って自然なことなんですが、鯉登にとってはそれがとても珍しいといいな。それが月島への愛着の原点になったらいいな。
月島は「鶴見中尉殿から、少尉殿のお話はかねがね伺っておりましたので」とか言ってお茶を濁してほしい。そして鯉登の耳には「少尉殿のお話はかねがね」のとこしか残らず、何の核心にも触れないまま無邪気で他愛ない会話が続いていってほしい。
そういう妄想をしています。

なんでも

1.5時間くらい
下書きが何となく進まないのは表紙が決まってないせいでは?と思い立って今日は表紙のデザインをふわっと決めました。そんなすぐ決まるわけないと思ってましたが案外何とかなる。

なんでも

25分×2+α
資料を印刷しておけば本編を読み返してうっかり時間が過ぎることもないだろ…と思いましたが切り抜きの少尉殿がどれもかっこよすぎて普通に見惚れるわ
ツイッターのAPI有料化?で連携サービスの連携が怪しくなる?みたいなニュースがありますね! もうちょっといろんな情報が出るまで待ってようと思うけど、この先どんなツールを使っていても突然の仕様変更やサービス終了に怯えなきゃいけないのは変わらんのだろうな…
WordPressも気になってるけど制作に時間かかりそう。サイト作るなら今年中にくらいのゆるさで行きたい。

なんでも

25分未満
今日はほとんど原稿にさわれなかった…まあ突然ブログの改装とかしてればそうなる。
でも昨日から何となく描きだすのを怖がってる自分がいるな~と思ったので、今日はほんのちょっとだけ下書きに手を付けて描きだしの壁だけでも乗り越えておきました。
前の本でギリギリスケジュールを味わったのを繰り返したくないとか、もう何もかも資料見ないと描けないとか、その辺の気持ちがある気がする。多忙を見込んでページ数を少なくしたはずなのに怖いもんは怖い。
いやだーッ私は5月のスパコミでかっこいい軍曹とかっこいい少尉の最終回後両片思い月鯉本を出すんだよォ~~!
最終回後の鯉登はいろんな面で強くなってると思うけど、船酔い体質だけは悪化してたらどうしよう という趣旨の本になる予定です。

なんでも

25分×3
前の本作りながら、資料探しのために単行本読み返す時間をもっと短縮したいな…と思ってたので、今日は資料になるコマを集めて印刷したりしていた
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原稿のお供に買い置きしていたバレンタイン仕様のおいしいチョコをそろそろ食べ終わってしまう悲しみ

なんでも

25分×3
一応ネームが終わった気がする! 下書きしてるうちに構図直したくなるのはもう許してほしい(後々の自分宛て)。この角度でこの距離ならここまでを一つのコマに収められる、みたいないわゆるカメラの技術?がもっとあればなぁ。原稿が切羽詰まり始める前に映画観たいなぁ。

なんでも

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