No.22, No.21, No.20, No.19, No.18, No.17, No.16[7件]
ゴカム全話無料公開を家族のグループLINEで布教したら、何日か経って父から
「金塊(の在処)って五稜郭だったんだな…」というメッセージとともに過去の旅行で撮ったらしい五稜郭の写真が送られてきました。
読んでくれてありがとう父。
この2ヶ月くらいで読んだ本達の中から選んで一言ずつ感想書くよ!
『陰陽師 烏天狗ノ巻』夢枕獏/2023.10/文藝春秋
「おまえ、おれのことが好きであろう」の博雅は梅の花見しながら頭の中ではずっと晴明のこと考えてたんだよってことでいいんですか??
こういう言葉を何のからかいも、言葉以上の含みもないまま真っ直ぐ晴明に差し出せる博雅が私はめちゃくちゃ好きだけど、晴明がマジの動揺してしまってるのはもう無理もないんだよ博雅。
『変な家2 ~11の間取り図~』雨穴/2023.12/飛鳥新社
パズル感覚で読めて楽しかった、けどそういえば雨穴さんのホラー作品って子供が生々しく凄惨な目に遭う時がままあるなと思い出しました。いや怪異系なら全然いいんですけどあの話のアレはな……
あっ謎おせち動画2024本当にありがとうございます おせち選び失敗しすぎていざという時の行動が早まっちゃう雨穴さんかわいい(本の感想じゃない)
『思考を耕すノートのつくり方』倉下忠憲/2023.11/イースト・プレス
メモや日記やネタ帳に使っているツールが散らかりだしたので、何とか使い方を考え直せないかな……と思って買った本。ツールを減らすというよりそれぞれの役目をはっきりさせるためのヒントがありそうでした。
「金塊(の在処)って五稜郭だったんだな…」というメッセージとともに過去の旅行で撮ったらしい五稜郭の写真が送られてきました。
読んでくれてありがとう父。
この2ヶ月くらいで読んだ本達の中から選んで一言ずつ感想書くよ!
『陰陽師 烏天狗ノ巻』夢枕獏/2023.10/文藝春秋
「おまえ、おれのことが好きであろう」の博雅は梅の花見しながら頭の中ではずっと晴明のこと考えてたんだよってことでいいんですか??
こういう言葉を何のからかいも、言葉以上の含みもないまま真っ直ぐ晴明に差し出せる博雅が私はめちゃくちゃ好きだけど、晴明がマジの動揺してしまってるのはもう無理もないんだよ博雅。
『変な家2 ~11の間取り図~』雨穴/2023.12/飛鳥新社
パズル感覚で読めて楽しかった、けどそういえば雨穴さんのホラー作品って子供が生々しく凄惨な目に遭う時がままあるなと思い出しました。いや怪異系なら全然いいんですけどあの話のアレはな……
あっ謎おせち動画2024本当にありがとうございます おせち選び失敗しすぎていざという時の行動が早まっちゃう雨穴さんかわいい(本の感想じゃない)
『思考を耕すノートのつくり方』倉下忠憲/2023.11/イースト・プレス
メモや日記やネタ帳に使っているツールが散らかりだしたので、何とか使い方を考え直せないかな……と思って買った本。ツールを減らすというよりそれぞれの役目をはっきりさせるためのヒントがありそうでした。
これは妄想というかもはや思考実験の域なんだけど、インカラマッ(と谷垣)を守るために家永を駆り立てた最後のひと押しがあの時つまみ食いした杉元の脳だったらどうしよう……そうでなくても勿論すごく好きなシーンなんですけど
2023年に買ってよかったもの、下半期特に12月に集中しまくってるな
iPad Pro第6世代とsirocaカフェばこPRO… カフェばこの方は厳密にはレンタルなんだけど、もうこれ無しでは朝の原稿ができないので即購入でいいレベル
iPad Pro第6世代とsirocaカフェばこPRO… カフェばこの方は厳密にはレンタルなんだけど、もうこれ無しでは朝の原稿ができないので即購入でいいレベル
あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします。
ゴカム実写化に合わせて今月末まで本編全話無料なってますね! 自分もちょうど連載最終回を迎えるタイミングではまった遅めの民なので、いろんな機会にいろんな人がはまるチャンスがあると嬉しい。
以下ゴールデンカムイ未読の頃に何となく頭に入っていた情報
・舞台は北海道、主人公の名前は杉元とアシリパさん
・土方歳三が生きてる設定でめちゃくちゃ格好いい爺さんとして登場する
・さりげない所に名画モチーフの構図が使われてるらしい(当時Twitterで見たのは多分稲妻強盗の赤ん坊のシーン)
・ラッコ……鍋……?
・おもに絵柄と↑の影響でゆるいシュールギャグ系の作品かと思ってたら時々ものすごい熱量の長文感想が目に留まる
・もしかしてこれ結構ガチで人が戦って死ぬタイプの話か?
・尾形 鶴見中尉 鯉登少尉 ←主人公(と土方)以外に名前だけ知ってた登場人物
・無骨な男達の距離感おかしい二次創作がいっぱい流れてくる………
外野にいると入ってくる情報の系統がバラバラ過ぎて謎の漫画、というイメージが強かったんですが、多分大筋はアクションバトル漫画なんだろうな、ハガレンとか好きだしこれも読んだらハマるかも……という予感だけはしてました。
何度か全話無料のタイミングがあった中おととしのGWに読み始めたのはほんとに偶然で、敵味方入り乱れすぎて初読じゃ細かい流れまで分からん!でも不死身の杉元めちゃくちゃ好き~~!と思いながら一日100話弱のペースで読んでその後も色々反芻してるうちに
・鶴見中尉の側近っぽいけどどう見ても中尉について行ききれてなくて不憫だった人
とか
・最終回まで読んで初めて あれ?こんな格好よかったか?いつの間に?? ってなった人
が気になりだして今に至ります。
本編読み始めるまで全く知らなかったキャラもいて、知らなかった設定もあって(そもそも「刺青のある脱獄囚を探して暗号を解け!」というストーリーであることを知らなかった)、ハマるの遅かった…!となった後も展示に30,31巻加筆に作者インタビューもあって楽しかったな。
あと無骨な男達の距離感おかしい二次創作は無事大好物になりました。ありがとうございます。文字通り受け身がとれるだけのフィジカルを備えた受けはストライクゾーンなんよ……
は~~~やっぱり今日のインテの空気も吸いたかったな
ゴカム実写化に合わせて今月末まで本編全話無料なってますね! 自分もちょうど連載最終回を迎えるタイミングではまった遅めの民なので、いろんな機会にいろんな人がはまるチャンスがあると嬉しい。
以下ゴールデンカムイ未読の頃に何となく頭に入っていた情報
・舞台は北海道、主人公の名前は杉元とアシリパさん
・土方歳三が生きてる設定でめちゃくちゃ格好いい爺さんとして登場する
・さりげない所に名画モチーフの構図が使われてるらしい(当時Twitterで見たのは多分稲妻強盗の赤ん坊のシーン)
・ラッコ……鍋……?
・おもに絵柄と↑の影響でゆるいシュールギャグ系の作品かと思ってたら時々ものすごい熱量の長文感想が目に留まる
・もしかしてこれ結構ガチで人が戦って死ぬタイプの話か?
・尾形 鶴見中尉 鯉登少尉 ←主人公(と土方)以外に名前だけ知ってた登場人物
・無骨な男達の距離感おかしい二次創作がいっぱい流れてくる………
外野にいると入ってくる情報の系統がバラバラ過ぎて謎の漫画、というイメージが強かったんですが、多分大筋はアクションバトル漫画なんだろうな、ハガレンとか好きだしこれも読んだらハマるかも……という予感だけはしてました。
何度か全話無料のタイミングがあった中おととしのGWに読み始めたのはほんとに偶然で、敵味方入り乱れすぎて初読じゃ細かい流れまで分からん!でも不死身の杉元めちゃくちゃ好き~~!と思いながら一日100話弱のペースで読んでその後も色々反芻してるうちに
・鶴見中尉の側近っぽいけどどう見ても中尉について行ききれてなくて不憫だった人
とか
・最終回まで読んで初めて あれ?こんな格好よかったか?いつの間に?? ってなった人
が気になりだして今に至ります。
本編読み始めるまで全く知らなかったキャラもいて、知らなかった設定もあって(そもそも「刺青のある脱獄囚を探して暗号を解け!」というストーリーであることを知らなかった)、ハマるの遅かった…!となった後も展示に30,31巻加筆に作者インタビューもあって楽しかったな。
あと無骨な男達の距離感おかしい二次創作は無事大好物になりました。ありがとうございます。文字通り受け身がとれるだけのフィジカルを備えた受けはストライクゾーンなんよ……
は~~~やっぱり今日のインテの空気も吸いたかったな
大晦日だけど次に更新する分の月鯉漫画が進捗50%越えたぞ~!やったやった!
今年は漫画本2冊出せて嬉しかったです。来年は今描いてる『恩寵』を完結させつつ、そこから『星のない海』に繋がる話に少しでも取りかかれたらいいなと思います。月島にも鯉登にも絶対己の恋心を自覚して向き合ってもらうんだ……
今年もありがとうございました。よいお年を!
今年は漫画本2冊出せて嬉しかったです。来年は今描いてる『恩寵』を完結させつつ、そこから『星のない海』に繋がる話に少しでも取りかかれたらいいなと思います。月島にも鯉登にも絶対己の恋心を自覚して向き合ってもらうんだ……
今年もありがとうございました。よいお年を!
士官学校出の新米少尉が鯉登大尉に一目惚れして
どうにかお近づきのきっかけを作りたいのになかなか踏み出せず
そんな中、来たる大尉殿のお誕生日に贈り物をすることをふと思い立ち
鯉登大尉の持ち物は派手な物は一目で、地味な物もよくよく見れば高価と分かるものばかりだが
いつも胸ポケットに収まっている手鏡だけが古びた安物であることに気づいたので
大尉殿の手に収まっている様を頭に描きながら百貨店に足を運んで繊細な漆塗りの手鏡を選び
当日、二人きりになれる頃合いを見計らって執務室に赴き緊張に震えながら
「たた大尉殿のお誕生日に●×◇▽…」と包みを差し出して
大尉殿はしばらく手鏡をじっと見つめ
「有り難う。だが……残念ながら手鏡は受け取れん」
手鏡は、と強調されたことで怪訝な顔をしていると、大尉殿がおもむろに胸ポケットから木枠の小さな手鏡を取り出して
「これは、私がお前と同じくらいの歳だった頃に教育係の軍曹から貰った物だ。青二才の私を陰日向で支えてくれた頼もしい男だったが、手鏡など持ち歩くような柄ではなくてな」
「遠く離れた敵の様子は鏡に類する物で視認を試みろと聞いたことがあるだろう。あるときの戦闘で私にも鏡が必要になった。横にいたその軍曹に手鏡を貸せと言ったら、狐につままれたような顔をする……ふふ、あの時の顔は今でも思い出してしまうな」
「代わりに私のを使ったら、遠くの敵から見事に銃で撃ち抜かれた。奴がこの手鏡を寄越してきたのはその次の日のことだ。『昨日は申し訳ありません』『私もこれと同じ物を買いました。今後はいつでもお貸しできるよう身に付けておきます』と言って」
律儀な補佐官だろう、と大尉が笑いながら
「そういうわけで、これは確かに古いが少々思い出深い品だ。他の物に替えるつもりがない。折角用意してくれたのにすまないな」
と話し終えるまでの間に少尉の頭の中は今にもはちきれそうになっていて
(鯉登大尉殿ともあろうお方が手鏡くらい好きに買い替えられないはずがない、そうしないのは並々ならぬ事情があるからなのだと何故今日まで思い至らなかったのか)
「も、申し訳ございません大尉殿ッ私としたことが出過ぎた真似をし△×◎◆☆!!!!」
と直角のお辞儀を繰り返すばかりになるのを鯉登大尉に「落ち着け落ち着け」となだめられ
「しかしずいぶんと上等な手鏡だな。何なら、私からの餞別とでも思ってお前が使うといい。よく似合いそうだ」
それからこれはついでだが、部下のことはこの先も大切にしろ。特に、まだ年若いお前のため損得抜きに骨を折ってくれる人間が一人でもいたら、何があっても手放してはいけない。今のうちから見極めておけ。
よく似合いそうだ、の一言がとどめになってふらふらのまま包みを手に執務室を去りつつ
鯉登大尉の言葉を表情を無限に反芻しながら、彼が心なしか普段よりもおだやかで寛いだ笑みを見せてくれていたことが気になりだす
そしてそれでも贈り物はついに彼の手に渡らなかったことや、言葉の端々に覗いていた強固な意志も
『他の物に替えるつもりがない』
『何があっても手放してはいけない』
あの口ぶりは懐かしい部下の話というより、まるで鯉登大尉殿にとっての、誰よりも大切な――
* * *
みたいな日がいつかの未来にあってほしい。お誕生日おめでとうございました!(昨日上げたかったのに間に合わなかった……)
手鏡のシーン大好きすぎて手を替え品を替え擦り続けてしまう。
どうにかお近づきのきっかけを作りたいのになかなか踏み出せず
そんな中、来たる大尉殿のお誕生日に贈り物をすることをふと思い立ち
鯉登大尉の持ち物は派手な物は一目で、地味な物もよくよく見れば高価と分かるものばかりだが
いつも胸ポケットに収まっている手鏡だけが古びた安物であることに気づいたので
大尉殿の手に収まっている様を頭に描きながら百貨店に足を運んで繊細な漆塗りの手鏡を選び
当日、二人きりになれる頃合いを見計らって執務室に赴き緊張に震えながら
「たた大尉殿のお誕生日に●×◇▽…」と包みを差し出して
大尉殿はしばらく手鏡をじっと見つめ
「有り難う。だが……残念ながら手鏡は受け取れん」
手鏡は、と強調されたことで怪訝な顔をしていると、大尉殿がおもむろに胸ポケットから木枠の小さな手鏡を取り出して
「これは、私がお前と同じくらいの歳だった頃に教育係の軍曹から貰った物だ。青二才の私を陰日向で支えてくれた頼もしい男だったが、手鏡など持ち歩くような柄ではなくてな」
「遠く離れた敵の様子は鏡に類する物で視認を試みろと聞いたことがあるだろう。あるときの戦闘で私にも鏡が必要になった。横にいたその軍曹に手鏡を貸せと言ったら、狐につままれたような顔をする……ふふ、あの時の顔は今でも思い出してしまうな」
「代わりに私のを使ったら、遠くの敵から見事に銃で撃ち抜かれた。奴がこの手鏡を寄越してきたのはその次の日のことだ。『昨日は申し訳ありません』『私もこれと同じ物を買いました。今後はいつでもお貸しできるよう身に付けておきます』と言って」
律儀な補佐官だろう、と大尉が笑いながら
「そういうわけで、これは確かに古いが少々思い出深い品だ。他の物に替えるつもりがない。折角用意してくれたのにすまないな」
と話し終えるまでの間に少尉の頭の中は今にもはちきれそうになっていて
(鯉登大尉殿ともあろうお方が手鏡くらい好きに買い替えられないはずがない、そうしないのは並々ならぬ事情があるからなのだと何故今日まで思い至らなかったのか)
「も、申し訳ございません大尉殿ッ私としたことが出過ぎた真似をし△×◎◆☆!!!!」
と直角のお辞儀を繰り返すばかりになるのを鯉登大尉に「落ち着け落ち着け」となだめられ
「しかしずいぶんと上等な手鏡だな。何なら、私からの餞別とでも思ってお前が使うといい。よく似合いそうだ」
それからこれはついでだが、部下のことはこの先も大切にしろ。特に、まだ年若いお前のため損得抜きに骨を折ってくれる人間が一人でもいたら、何があっても手放してはいけない。今のうちから見極めておけ。
よく似合いそうだ、の一言がとどめになってふらふらのまま包みを手に執務室を去りつつ
鯉登大尉の言葉を表情を無限に反芻しながら、彼が心なしか普段よりもおだやかで寛いだ笑みを見せてくれていたことが気になりだす
そしてそれでも贈り物はついに彼の手に渡らなかったことや、言葉の端々に覗いていた強固な意志も
『他の物に替えるつもりがない』
『何があっても手放してはいけない』
あの口ぶりは懐かしい部下の話というより、まるで鯉登大尉殿にとっての、誰よりも大切な――
* * *
みたいな日がいつかの未来にあってほしい。お誕生日おめでとうございました!(昨日上げたかったのに間に合わなかった……)
手鏡のシーン大好きすぎて手を替え品を替え擦り続けてしまう。
今までだったら(面倒くさい)の顔してたような場面であの笑顔なのがたまらなく好き 可愛いいとしいものに向ける顔じゃん……月島が好いてるのは強く凛々しく格好いい指揮官の鯉登だけじゃないんだよ……
自分の月鯉のサビであり(絶対この二人をくっつけなきゃ(使命感))となるポイントである